広げよう子供へ BLS

枚方公済病院 臨床検査技師 薮 圭介です。

『市民へのBLS(一次救命処置)普及は病院業務の一環だ!!』 そう考え、職員、仲間と共に活動を開始したのが平成19年でした。

当院での心肺停止からの社会復帰1例目は目撃者による「何とかしたい!」という思いから生まれました。

60代男性がゴルフ場で倒れた。息をしていない・・・ 何とか息をさせないと!!
そばにいたそのご友人は両胸を下から上へ強くさすっていたそうで…

救急車は13分後に到着。

通常であればタイムリミットをオーバーしていますから、救命は難しいのですが・・・
救急車内のAEDで心拍再開し、当院に搬送されました。

原因は心筋梗塞でした。

その友人の行為にどれだけの効果があったのかわかりませんが、治療後、何の後遺症もなく無事退院されました。
そのとき強く感じました。心肺停止からの救命は

①病院内の整備だけでは助かる人は増えない。②市民への普及や教育は病院の重要な役割だ。  ③細かな手技よりも助けたいという心が大切 なのではないかと。

この症例を機に院外BLS活動を開始しました。「簡単で誰でもできるBLS」の普及を行うため、無料出張、短時間講習としています。

覚えるのは救急車を呼ぶことと、胸骨圧迫の方法そしてAEDの使用方法です。

活動履歴にあるように一般企業や医療施設、そして最近では小学校高学年への指導を中心に活動しています。
子供は思った以上に上手で短時間でも覚えが早く、そして何より夢があると感じています
私たち医療従事者の重要な役割として、断らずに受け入れる事や集中治療ももちろんですが、 現場での経験を市民の皆さんへフィードバックすることも忘れてはならないのではと感じています。

平日の勤務中に仕事を抜けて出かけるのはなかなか大変ですが、院内スタッフと、ボランティアで参加してくれている10数名の近隣の救急隊の方々に支えられながら活動が継続できていることを本当に感謝しております。この場をお借りしてお礼申し上げます。

「子供から大人へ」

蘇生の輪が広がることを期待しながら続けていきます

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